一人暮らしのガス代を節約する4つのポイント

青空と家

 

一人暮らしを始めて明細表を見て「こんなにもガス代って高いの?」と驚いた方はいませんか?

電気代だけではなく、ガス代は家計を圧迫する大きな原因ですよね。

そこでこのページでは都市ガスとプロパンガスの違いや、一人暮らしのガス代を節約するポイントについてまとめてみました。

一人暮らしのガス代節約のきっかけになってくれれば幸いです。

都市ガスとプロパンガスの違い

プロパンのガスタンク

一口にガスと言っても、都市ガスとプロパンガスの2種類に大きく分けられます。

何となく名称を聞いたことがある人でも、詳しい違いについて知らないケースの方が多いのではないでしょうか。

以下では都市ガスとプロパンガスの違いをまとめていますので、自宅でどちらと契約しているのか確認してみてください。

<都市ガス>

原料:メタンを主成分とする天然ガス
性質:-162℃に冷却すると体積が600分の1まで小さくなる
火力:1立方メートル当たり約11,000kcal
供給方法:気化されたガスを導管ネットワークで提供される
料金形態:公共料金で全ての事業者で単価が公表されている
使用料:1立方メートル当たり314円
災害時の復旧の速さ:遅い

<プロパンガス>

原料:プロパンやブタンを主成分とする液化石油ガス
性質:-42℃に冷却すると体積が250分の1まで小さくなる
火力:1立方メートル当たり約24,000kcal
供給方法:液体のままガスをボンベに詰めて気体にして利用する
料金形態:自由料金でガス会社が独自の判断で決めている
使用料:1立方メートル当たり504円
災害時の復旧の速さ:速い

安く利用できるのは都市ガス、災害に強いのはプロパンガス

主な特徴として都市ガスの方が1立方メートル当たりの価格でプロパンよりも安いです。

一人暮らしのガス代の節約=都市ガス対応の部屋に住む これが一番手っ取り早いと思います。

ですが都市ガスもプロパンも一長一短なんですよね。例えば都市ガスは地方や田舎の方では使えません。誰でもどこでも使えるという訳ではないんです。

パイプラインでガスを引いている為、ガス管が埋設されていない地域の人はプロパンガス一択になります。

生活の重要なインフラになる都市ガスですが、一方で災害時には供給が止まる事もあります。東日本大震災の際は仙台市の都市ガス供給が止まりました。

港工場が津波により冠水したことでガスの製造が困難となり、ガスの供給を停止せざるを得ませんでした。東日本大震災における都市ガスの復旧状況等について:仙台市ガス局

都市ガス供給図

※東京ガス公式サイトより引用

都市ガスはパイプラインの供給元が何らかの原因で停止すると末端の家庭への供給も止まってしまいます

それに比べてプロパンガスは各世帯にガスタンクがありますので、地震後もガスの利用はできました。

利用料金は高いものの、地震や津波などいざと言うときはプロパンガスの方が安心感があります。とりあえず自宅にある分のプロパンガスは使えるわけですからね。

同じガスが提供されている点では一緒でも、都ガスとプロパンガスとではメリットやデメリットが違いますね。

どちらにも良い部分と悪い部分の両方がありますので、「○○○と契約した方が良い」とは一概に説明できませんが一般的に安く利用できるのは都市ガスの方です

一人暮らしのガス代を節約するポイント

世帯別で1ヵ月のガス代がどのくらいなのか、総務省統計局が実施した家計調査のデータをまとめてみました。

1人世帯:3,307円
2人世帯:5,125円
3人世帯:6,083円
4人世帯:6,190円
5人世帯:6,003円
6人世帯:6,592円

参考サイトe-Stat 統計でみる日本より

1人世帯だと約3,300円と安いのですが「自分は5000円以上支払っているんだけど何で?」と疑問を抱えている一人暮らしの方は少なくありません。

季節によって使用量には違いがあるものの、無駄なガス代を支払っている可能性は十分にありますよ。

そこで、ここでは一人暮らしのガス代を節約するポイントをご紹介していますので、「これ以上金額が高くなるのは苦しい」という方は参考にしてみてください。

ガス料金を節約する具体的な方法

ガスコンロ

ここでガス料金を下げる具体的な方法を上げてみます。まず一人暮らしの人にとってプロパンガス→都市ガスの移行は現実的ではありません

都市ガス引き込みは費用も掛かりますし、何より都市ガスが引ける地域でも大家さんや不動産業者がかけあわなくてはなりません。

プロパンガスのアパートに住んでいて「自分だけ都市ガス使う」のは無理なんです。

更新するなら一棟丸ごとになりますから…次の引っ越しの際は都市ガス対応の賃貸物件に住むようにしましょう。

都市ガスを利用しているけどさらにガス料金を下げたい人は…

現在都市ガスを利用しているけどさらに安く使いたい人は、新たな都市ガス契約を結ぶことも可能です。

2017年の4月に都市ガスの自由化が始まり、私たちはガス会社を自由に選んで契約できるようになりました

プロパンガスとは違って、都市ガスには次のメリットがあります。

CHECK!・ガス代の単価が決められているので料金が安くなる
・地下に配管があるのでボンベを置くスペースを取らない
・マイコンメーターによって24時間体制で監視している(被害を最小限に抑えられる)
・ガス漏れが起こった時に喚起しやすくて安全性が高い

都市ガス会社に切り替えるとともに、毎日の生活でガスの使い方を見直していればガス代を節約して家計の圧迫を防ぐことができますよ。

料金の安いガス会社への変更はとても効果的ですので、今使っているガス会社を変えて新たなガス会社と契約する事でさらに安くする事も可能です。

都市ガス+新電力で光熱費全体を値下げ

ガスだけじゃなく、都市ガス+新電力でさらに光熱費全体を安くする事が出来ます。

例えば都市ガスと新電力を供給している東京ガスは支払い金額に応じてポイントバックしたり、お得な料金プランを提案しています。このサイトで何度も書いている通り、節約で一番簡単で効果が高いのは固定費の削減です。

ガスと電気を節約できるなら年単位をかなりの節約になると思いますよ。電力自由化に関してはこちらの記事をご覧ください。

お風呂の入り方や使い方を見直してみる

バスタブと蛇口

ここからはプロパンガスユーザーにもご覧頂きたいです。あまり自炊をしない一人暮らしの人は、お風呂のガス代が多くを占めています

お風呂の入り方や使い方を見直すことで、1ヵ月で発生するガス代を効率良く節約できるのです。

ガス会社が設定する料金プランが高いわけではない場合、単純にガスの使いすぎて請求金額が高くなっていると考えた方が良いでしょう。

以下では、具体的にお風呂の入り方でどんな点を見直して節約すれば良いのかまとめてみました。

CHECK!・シャワーのお湯を流しっぱなしにしない
・お湯を張っている時は小まめに蓋、追い焚き回数を少なくしたりする(追い焚きせずに保温シートを使う)
・お湯の温度が高いほどガス代がかかる。適温で湯船にお湯をためる
節水型のシャワーヘッドを使うとガス代、水道代の節約

毎日の生活で何気なくお風呂に入っていて、知らず知らずの間に使いすぎている方は少なくありません。

細かいポイントも意識して節約するのはとても大変ですが、何もしないのと比べて1年間のガス代を1万円以上減らすことはできますよ。

冬場は特に光熱費の中でもガス代が高くなりやすいので、今一度お風呂の入り方や使い方を見直してみてください。

MEMO
お風呂はガス代だけじゃなく水道代に関しても大きく関与しています。光熱費の節約の関してはお風呂の入り方の見直しは必須と言えますね。

節約を意識してキッチンを使う

蛇口から水

お風呂だけではなく、キッチンも同時に節約を意識して使うのが大事です。特に自炊をしている一人暮らしの人は、キッチンでガスを使う頻度が多くなります。

その使い方が間違っていると無駄なガス代が発生しますので、節約する上で押さえておきたいポイントを幾つか挙げてみました。

CHECK!・料理をする時は極力蓋や落し蓋を使って熱が外部に逃げないようにする
・「乾麺をゆでるついでに野菜も調理する」など一つの鍋で一緒に作る
・お湯を沸かしたり煮物を作ったりする際はなるべく大きめの鍋を使う
・野菜の下茹ではサランラップと電子レンジを併用する

お風呂と比較してみると、キッチンで節約できるガス代は限られています。節約する優先順位はお風呂よりは低いと言えます。

しかし、何もしないよりもガスの消費量を抑えることができますので、料理する機会の多い一人暮らしの方はキッチンの節ガスに取り組んでみましょう。

まとめ

以上のように、お風呂の入り方やキッチンの使い方を見直すことで一人暮らしのガス代は節約できます。

とは言え、契約しているガス会社が都市ガスではなくプロパンガスだと、節約効果があまり得られないので注意しなければなりません。

これから引っ越しを考えている方は都市ガス対応の賃貸かどうかも確認しておくと良いかもしれませんね。それではまた!

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